~ベストパフォーマンスは、適切な体調管理から~
仕事後にウォーキング、スポーツジムやランニングなどトレーニングで汗を流す方も、
多くいらっしゃると思います。
適度な運動は睡眠に必要なもの。活動量が増えると、その分深く眠ることができます。
暑い夏…ついついシャワーでおわらせてしまうこともおおいですよね?
運動をすることによって「深部体温」という体内の中心部分の温度が上がります。深部体温は体表面の皮膚温度とは対照的に、環境に左右されることはありません。
一般的に、日中の活動とともに上昇し、夜になると皮膚のねつも放熱されます。すると同時に、人は眠くなります。
眠くなると、手足がポカポカ温かくなりますよね?それは放熱している証拠。
この深部体温の低下がスムーズであればあるほど、寝付きが良くなると言われています。つまり、運動をして上がった深部体温が就寝前に一気に下がることで、心地良い眠りへとつながるのです。
ここで注意したいのが「運動の種類と行う時間」。たとえば、ランニングの場合、運動量が多いので呼吸が速く浅くなりますが、それに伴って副交感神経のレベルも低下します。そのため、ランニング・ジョギング・筋トレなど、息が上がるような運動は、眠る3時間前までに終わらせておくことをオススメします
ベストパフォーマンスを発揮するためには、試合までの体調管理が非常に重要となります。
「でも、夜しか運動の時間が取れない…」という人は、日中に手軽な運動を取り入れてみてはどうでしょう?
オフィスや家の椅子に背もたれを使わずに腰掛け、背筋を伸ばしてお腹を引っ込めたまま5分ほどキープする運動。これなら、腹筋が鍛えられるうえ、姿勢も良くなります。
ほかにも、つま先立ちし、かかとを床につけないように上げ下げする運動を一駅分。これは、ふくらはぎに筋肉がついて血行が良くなり、足の冷えが和らぎます。日常生活の中にちょっとした運動を取り入れるだけでも、活動量はアップします!
寝入ってから2~3時間後に分泌されるのが成長ホルモンです。「これ以上身長が伸びるわけではないから、成長ホルモンが分泌されなくても関係ない」と思っていたら、大間違い。
成長ホルモンは単に「成長」を促進させるだけでなく、「細胞の修復」や「疲労回復」に役立っています。
肌=皮膚や内臓の細胞を新しいものに入れ替える「ターンオーバー」は、成長ホルモンによって行われるのです。
そのため、成長ホルモンを「若返りホルモン」と呼ぶ専門家もいるほどです。
明け方になると、成長ホルモンに代わってコルチゾールというホルモンの分泌が高まります。
コルチゾールは、体内に蓄えられた脂肪をエネルギーに変えるホルモンで、体が目覚める準備を始めるのです。睡眠の質がよくないと、成長ホルモンが十分に分泌されないうちにコルチゾールの分泌が高くなってしまいます。
「睡眠が不足しているなぁ」と感じた翌朝に、肌のコンディションがよくないと感じたことはありませんか。それは、成長ホルモンが十分に体にいきわたっていないからかもしれません。
まったく運動はしないけれど、ちょっと睡眠の質を上げたいという人は、寝る前の軽いストレッチからはじめてみてくださいね。
まずは、自分の体調やその時の状態について知り(コンディション評価)、そのコンディションに基づき体調や状態を改善していくことが必要ですね
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