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ベルガモット精油の香りをストレスが緩和するとともに、 免疫力がアップする可能性が示唆されました。

免疫力物質とアロマの関係



ベルガモット精油のブレンドおすすめですよ。


からだの中にある免疫物質



「IgA抗体」は、侵入してきた病原体に反応して、無力化するように働きます。


IgA抗体は、特定のウイルスだけなく、たくさんの種類の病原体に広く作用する


といわれます。


IgA抗体が低下すると、疲労感が高まって、病気にかかりやすくなるそうです。


ある研究所で、アロマと免疫力の変化を調べたレポートがあります。

公益社団法人 日本アロマ環境協会(略称:AEAJ、東京都渋谷区)は、AEAJが研究助成を


行った学術論文より、最新のトピックスを紹介します。


 


国立スポーツ科学センターの研究員、枝伸彦氏他が行った実験では、ベルガモット精油を

30分間嗅ぐことで、唾液中の分泌型免疫グロブリンA(からだを細菌やウイルスなどから守


る、体内の抗体の一種)の分泌速度が有意に増加するとともに、コルチゾール(ストレスを受けたときに増加するホルモン)濃度が低下することが確認されました。



今回の研究結果により、ベルガモット精油の香りを適切な濃度で嗅ぐことで、


ストレスが緩和するとともに、免疫力がアップする可能性が示唆されました。


しかしながら、香りの作用については、噴霧する濃度や被験者の香りの好みなどによって差


があることが確認されています。今後の更なる研究が期待されます。






*「有意差あり」とは、精油吸入前と精油吸入30分後の変化率を比較した際に有意な変化が見られたことを示す


コルチゾールとは

副腎皮質から分泌されるホルモンの一つで、過剰なストレスを受けた時に増加するため「ストレスホルモン」とも呼ばれる。


ベルガモットとは

紅茶のアールグレイの香り付けに使用されることで知られている柑橘類。ベルガモット精油は、ベルガモットの果実の皮から抽出される芳香物質です。


アロマでは、精油の免疫調節、鎮静、消毒、殺菌を、からだのメンテナンスに利用します

お手軽な使い方


「芳香浴」


アロマディフューザーやティッシュなどに落して、香りを吸引。

「マグカップ吸入」


マグカップに熱湯を注ぎ、精油を約2滴を落として湯気を吸入。

「アロマバス」


お風呂に6滴ほど落として、ゆっくり入浴で安眠へ。

「ティッシュやハンカチ


数滴として、寝るとき枕元に置いたり、外出先でも芳香浴。

「マスクにスプレー」


精製水40ml+無水エタノール10ml+精油10滴を、スプレー容器に入れる。


マスクの表面にスプレー。ルームスプレーとしても


 

原著論文:枝伸彦 他(2019)「エッセンシャルオイルによる香り刺激が口腔内免疫能に及ぼす影響についての生理心理学的研究」,アロマテラピー学雑誌, in printingより引用


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