次亜塩素酸ナトリウムと次亜塩素酸水は別物です!
平素よりハネノビをご利用いただきありがとうございます。新型ウイルス感染拡大をうけ、サロンを一時休業させていただいてます。
皆さまにはご不便とご迷惑をお掛け致しますが、何卒ご理解とご協力を宜しくお願い致します。
また社会情勢をふまえて、再開させていただきます。
消毒液について
お問い合わせあり、簡単に説明しますね。
アロマスプレーをつくりたいけど、消毒液(エタノール)もプラスチック容器も品切れだったり、
ネット通販でかってもいいの?アルコール70%のスプリッツ(お酒)でいいの?など
ネットでさがしたり、販売店にいっても安全なのか?
何を目安に購入したらよいのか?わかりにくいですよね?
特に気を付ける点は!!
次亜塩素酸ナトリウムと次亜塩素酸水は別物です!
次亜塩素酸ナトリウムはアルカリ性。
主にカビ取りや漂白といった用途で使われます。
殺菌効果はありますが強すぎて皮脂を溶かしてしまいます。
次亜塩素酸ナトリウムはよくある漂白剤などに使われているものです。
塩素のにおいがするあれですね。
次亜塩素酸水は
アルコールよりも除菌することのできる菌やウイルスの種類が多く、
ウイルス・細菌・カビ・花粉・消臭対策に効果があります。
次亜塩素酸水は安全かつ殺菌力が高いため、加湿器で使用されるのは「次亜塩素酸水」の方です。
生成方法による違い
・電解水…塩酸または塩化ナトリウム水溶液を電気分解して生成する。
・混合水…次亜塩素酸ナトリウム(=水道水の高度処理技術にも使用されています)と希塩酸を水で希釈混合し、中和されることで生成する。
電解水、混合水は共に効果・安全性に変わりはないとされています。ちなみに厚生労働省の定義に上がっているのは電解水で生成した次亜塩素酸水です。
電解水と混合水の違いは、電解水は手軽に大量に生成する事ができる反面、成分の安定性が不安定なため分離が早く、劣化が早いとされています。
次亜塩素酸ナトリウム(漂白剤)を水で薄めて加湿器で使用するのは危険です。
次亜塩素酸水が安全です
次亜塩素酸水(電解酸性水)の長期保存方法・容器の選び方
次亜塩素酸水は次亜塩素酸ナトリウムや他の除菌消臭剤と比較して寿命が短い商品です。
一方家庭で用いる場合適切に保存を
遮光性容器(日光・紫外線を遮断する入れ物)であること
次亜塩素酸水を保管する場合においても遮光は重要です。ただし日常的に利用するものではなくストック用の場合は、日光に当たらない奥まった場所で保管ができれば、容器の遮光性そのものにはあまりこだわらなくてもよいでしょう。
密封容器で保存すること
次亜塩素酸水は紫外線に当たらなくとも徐々に分解され、気化して塩素が抜けていきます。この場合空気に触れる綿製が広いほど早く気化してしまいますので、容器は完全密封のものを選択してください。
金属製のボトルではないこと
これも前述の通り、金属製のボトルは避ける必要があります。またレトルト食品などによく用いられるアルミパウチ(アルミを蒸着させた袋)はガスバリア性能が高いのですが、塩素による腐食の可能性があるため避けた方がよいでしょう。
可能ならば涼しくて冷たい場所で保存すること
次亜塩素酸は温度が高いほど速い速度で反応し、分解していきます。そのため、日常利用の分についてはむしろ高温で使った方がよいのですが、保管をする場合にはできるだけ低温にした方が反応が抑えられて長期間保存ができます。
ストック分の次亜塩素酸水全てを冷蔵庫に入れることは難しいと思いますが、日当たりがよく真夏には35℃を超える様な部屋、また車の車内などで保管をすることは避けたほうがよいでしょう。暗くて涼しくて日光が当たらない場所があればそこでの保管がベストです。
アルコール77
厚生労働省も、新型コロナ感染症拡大に伴う手指消毒用アルコールのひっ迫を受けて、病院等であっても、医薬品や医薬部外品でない酒類の使用を認める通知を行っているニュースもありますね。大月の酒造メーカー 笹一さんも77%の製品がつくられてますね。
笹一さんのHP http://www.sasaichi.co.jp/
3月23日の厚生労働省医政局/医薬・生活衛生局通知「新型コロナウイルス感染症の発生に伴う高濃度エタノール製品の使用について」では「エタノール濃度が70~83%の範囲(精製水で希釈して同範囲にして使用も可)」「メタノールが含まれないこと」などを条件に、「臨時的・特例的な対応」として認めるとしている。
また、酒税法により酒税が課税されるが、販売にあたっては「酒類販売業免許」も求められるため、転売行為を取り締まる法的根拠も備えており、価格つり上げが起こりにくく、必要とされる現場に供給しやすくなる効果も期待できますね。
🍃消毒用ルームスプレー(aroma ティトリー、ユーカリ、レモン、ペパーミント)
30ccの精製水をスプレー容器に入れ、6精油を6~18滴(1%~3%濃度)
落とし、よく振り混ぜてから使用します。 上記の精製水のうち、無水エタノール(消毒液)を10~30%の割合で加えると香り立ちや殺菌力が高まります。
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