姿勢を改善するとなぜ良いの? おすすめアロマ&「呼吸筋ストレッチ」
- 渡辺由美

- 4月20日
- 読了時間: 3分
更新日:10月25日
長時間のデスクワークで猫背の姿勢が続くことで知らず知らずのうちに呼吸が浅くなっていたり、不安やストレスなどによって呼吸の回数が多くなったりしている人も少なくないようです。
姿勢を改善し、深くゆっくりした呼吸に整えるためアロマの香りでリフレッシュしてみませんか?
スポーツを楽しみたい方、代謝アップ、お疲れがなかなかリセットできないと感じる方には?
ボデイケア(整体)ドライヘット&リフレのセットコース、
ストレスリリース(アロマでのデコルテとヘットマッサージなどおすすめです。
呼吸は、肋間筋や横隔膜の運動によって、
空気を鼻から吸って、喉、気管支、肺へと空気が送り込まれ、酸素と二酸化炭素の交換をして息を吐きます。
息を吸ってから吐くまでの流れが滞ることで、呼吸がストレスのある不快なものになってしまいます。

姿勢の悪さが呼吸筋にも影響
立っている時、歩いている時、座っている時、知らず知らずのうちに猫背になっていることはありませんか?
自分の姿勢は自分で気づきにくいものです。
猫背になると胸郭が広がりにくくなりますが、これは肩甲骨が正しい位置にないからです。

菱形筋りょうけいきん自体は呼吸筋というよりも、肩甲骨を内側に引きつける筋肉です。
肩甲骨が適切な位置にくることで、前鋸筋という肩甲骨と肋骨をつないでいる筋肉が適切に作用して胸郭が広がりやすくなるので、菱形筋は間接的な役割を果たします。
菱形筋の活動が低下すると肩甲骨が外側に開き、下の図のような猫背になりやすくなります。こうした状態では胸郭の動きが制限されてしまうのです。


さらに、デスクワークが中心だったり、スマートフォンやパソコンなどを長時間見る生活を続けたりすることの多い現代社会では、どうしても姿勢が悪くなりがちです。
「フォワードヘッド&ラウンドショルダー」
と呼ばれるこのような姿勢には、次の特徴があります。
息を吸う時に肋骨を引き上げて呼吸を助ける「小胸筋しょうきょうきん」が硬くなり、胸の前側から肩甲骨が引っ張られるような感じになりやすい。
肩甲骨が外側に開き、肩が前のほうへ巻き込みやすくなる。
肩甲骨が引き上げられ、頭が前のほうに突き出た状態になる。頭を支えるために首の後ろの筋肉が引っ張られるように常に緊張した状態になるため、肩こりの原因になりやすい。
さらにこうした姿勢は、胸郭の動きが制限されるので、必然的に呼吸が浅くなります。このような状況であっても身体に必要な空気を取り込むためには、呼吸の回数を増やして対応しなければなりません。
不安が多いと呼吸回数が増えやすい
呼吸には大きく次の3つの働きがあります。
1 生きるため(代謝性呼吸) 生命を維持するため、無意識に呼吸して体内に酸素を取り入れ、二酸化炭素を排出しています。
2 しゃべるため(行動性呼吸) 話す、歌うなど「音」を出すうえで呼吸は不可欠です。自分の意志で呼吸の深さやリズムを変えることができます。
3 感情で変化(情動性呼吸) 喜怒哀楽の感情に伴って呼吸の深さや速さ、回数などが変化します。
この中でとくに注目したいのが3の「感情で変化(情動性呼吸)」です。怒りや悲しみなどのネガティブな感情になった時に呼吸が乱れたりするような状況をイメージしてください。
呼吸の個人差には情動的な変化が加わることで次のような傾向が現れやすくなります。
不安やストレスなどが多い→呼吸が浅く、速くなり、1分間の呼吸回数が多くなる。
不安などが少なくリラックスしている→呼吸が深く、ゆっくりしたスピードになり、1分間の呼吸回数が少なくなる。
アロマの香りでリフレッシュしてみませんか?
詳しくはセラピスト渡辺まで











































コメント