頭皮の固さは頭痛や食いしばり✨ほうれい線のたるみに
お顔の皮膚と繋がっている頭の筋肉は、お顔のシワやたるみ、二重あごやほうれい線といった悩みと深い関係があります。お顔がたるんでいると感じる場合、加齢や乾燥といった要因のほかに、「頭の筋肉の衰え」も見過ごせない要因です。
後頭筋は頭の後ろあたりにある筋肉で、後頭部から首の付け根にかけて存在します。
後頭筋は、主に頭蓋骨と頸椎を繋いでいる四つの筋肉群である後頭下筋群(大後頭直筋・小後頭直筋・上頭斜筋・下頭斜筋)で構成されており、この後頭下筋群は眼球の動きに付随して動く性質を持っています。
そのため、スマホやパソコンを長時間使用するなどして過剰な眼球運動が続くと、それに伴って後頭下筋群も過緊張状態となりカチカチに凝り固まってしまいます。
現代人の多くが凝りやすく、眼精疲労による頭痛やめまいなどに深く関係している部位です。また、後頭下筋群は特に自律神経と深い関わりがあるため、自身をリラックス状態に導くためにも、後頭筋へのマッサージでほぐしてあげることがとても大切です。
側頭筋の食いしばりやほうれい線のたるみも
頭の筋肉が衰えて弾力を失うと、ひと続きで繋がっている顔の皮膚を引き上げる力が弱くなり、たるみやシワなどのある老け顔に繋がってしまいます。
↓のようなお疲れや気になる方は☑してみてください。
□ストレス
□目が疲れやすくスッキリしない
□顎関節のあたりに違和感がある
□顔の筋肉がこわばっている感じがする
□花粉症や鼻詰まり、いびきなど
□頭皮を押したときに気になる部分がある
□十分に睡眠をとっても疲れがとれない
□力仕事、デスクワークなど(同じ姿勢を続けている方)
帽状腱膜
帽状腱膜は頭頂部にある、頭全体を支える役割のある筋膜です。前頭筋・側頭筋・後頭筋の三つの筋肉すべてと隣接しており、これらをつなぐ帽子のように頭頂部を覆っています。帽状腱膜は前頭筋・側頭筋・後頭筋の三つの頭皮の筋肉を支える役割をしているため、帽状腱膜が下垂するとまわりの筋肉もすべて下がってしまうため、お顔全体のたるみやシワの原因となります。
つまり、帽状腱膜が衰えることで、前頭筋の下垂による額のシワ、目じりのシワ、目元のたるみ、側頭筋の下垂によるほうれい線、マリオネットライン、ブルドッグラインの出現やフェイスラインのたるみなど、あらゆる老け顔のお悩みに繋がってしまうのです。もちろん後頭筋も垂れ下がることになるため、首のたるみなどの原因にもなってしまいます。
このように、帽状腱膜は頭部全体、ひいてはお顔全体に影響する部位であるため、ヘッドマッサージをする際には、頭頂部もしっかりとほぐしていきましょう。
頭と顔の筋肉・皮膚はお互いにとても深い関係にあります。ゆえに、ヘッドマッサージをする際は、自分のお顔の衰えが気になる部分と深い関係のある頭の筋肉には特に意識を向けて、頭皮の表面ではなく、筋肉の深部を捉えるようにもみほぐすとより効果を期待できるでしょう。
肩や首、背中などのコリは気になるけれど、頭皮のコリはあまり自覚したことがなかった、という人も多いかもしれません。
体の筋肉の多くは関節を動かすことなどで血流が促され、コリの要因となる筋肉の緊張を和らげることができます。
ドライヘットマッサージ
温フェイシャルもおすすめです
アロマオイルおすすめ
頭痛や花粉症の改善やスッキリしたいときに
私もよく使っています
ペパーミント
ペパーミントに含まれるメントールが鼻の粘膜に有効に作用して花粉症の症状を緩和します。また、爽やかな香りで清涼感が得られるでしょう。
ユーカリ
抗菌・抗ウイルス作用に優れているので、空気を清浄に保ちたいお部屋で使うのがおすめですよ。
Comments